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清志郎さん、ありがとう


by chikacom
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 新幹線は速すぎる 新幹線は速すぎる

なんか未完成vs新世界の名前を間違えている人を実によく見かける。
柴田さんまで間違えていたのは、膝から崩れ落ちそうになっちっち。

金曜日は“日々ロックフェスティバル”。
もうかれこれ6〜7年ぶりくらいのJAMにて。
タイトルの通り「日々ロック」の3巻発売イベントで招待制だったんだけど、我らが可愛子ちゃんが愛の力で引き当ててくださり、優しい彼女は一緒に行こうと誘ってくださったのです。
ありがたや、ありがたや。生き神様じゃ。

忘れらんねえよはトリだったため、普通に働いてから向かう。
JAMへの近道を探るべく歌舞伎町を探検していたところ、フライデーナイトを楽しもうとするカップルたちとともにホテル街をうろつく羽目に。
彼らの甘い愛の囁きを、後ろにぴったりくっついて聞きまくる私。
たまに相づち打ったった。ハハッ。

よっしゃ、ここや!との直感に従って右折したら、ちゃんとJAM横に出た。
我ながら己の才能に惚れ惚れする。ちなみに、御一緒していたカップルたちは途中で思い思いの館へ消えていったさ。同じところに入る人たちはいなかったなーー。

受付で入場券を渡すと、太っ腹にもオリジナルタオル&缶バッヂ2種が渡される。
うぉ、スゲー! 売れない時代がどうこう言っても、やっぱ出版社ってまだバブリーなのねん。

火曜日にDちゃんが誰も当たらなかったーと言ってたことから相当な倍率を予想していたんだけど、まさにその通りで中はギュウギュウもギュウギュウ。メインステージでやっていたことは、まったく見えんかった。。
どうやら榎屋先生が出ていたらしい。が、楽しめたのは声だけ。仕方ないけど。

メインの演奏が終わると、みんなが一斉に後ろへクルン。
どうやらそっちにサブステージがあったようで。
演奏していたのは、細身のシャイボーイ。これが正式名称らしい。
「細身のシャイボーイが出ます!」と告知されてたから、てっきりヒントなんだと思っていたら。
見識が狭く申し訳ない…。

彼がパンクユニットを組み、それが空中分解する様が語られたんだけど、ちょっと切なくなる。
実際問題、そういうことってままあるものね。
そんな彼はまだまだ出てくるそうな。
メインステージはその後、SILLYTHING、すっとこどっこい、未完成vs新世界、忘れらんねえよと続く。

SILLYTHINGって成田大致だった。
前のバンドも含めて初めて実物を観たけど、お肌がモチモチしとるね。
彼らは「タイムマシンベイベエ」を。
戻りたい場所は、ミイラズが大暴れした年かもしれない。

すっとこどっこいは可愛らしい女子3人組。
三角形のフライヤーをニコニコ持ってきて、前方にいた男性にプレゼント。
まぁ可愛いと思ってそのフライヤーを覗き見たら「ところでこのプリクラの女…誰?」と書いてあった。何やら不穏な空気が。
と思ったら、歌い出しが「もまないで もまないで あの娘のおっぱいもまないで」。
おぉぅ、なるほど…。
そんな彼女たちも「タイムマシンベイベエ」だった。

未完成vs新世界の前に、Kちゃん合流。
でもグイグイやって来る人波に押されて、彼女が私に気付いてくれたのかは判別できず。
「消えないための方法」は何度聴いてもグサグサ来る。
えーと、彼らは何をやったんだったかな…。
「今夜いますぐに」だったかなー。違ったかもしれない。

ラストは忘れらんねえよ。
前に大きな人2人が立ちはだかっていたけど、その隙間から柴田さんを覗き見。
ふひひ、壁がないと恥ずかしくてまともに前を向けんよ。

ライブは「忘れらんねえよ」からスタート。
まぁまぁな盛り上がりだけど、いつもの人たちをまったくもって見かけなかったため、ここは私がという思いで「僕らチェンジザワールド」ではセイエスやってみた。
後ろからグイグイ押されるから、自分は忘れを観に来てるんだっせという意思表示も込めて。
あ、そういや柴田さんの新機材がない!!

そして世の中にはおかしな人が多いもので、最前列で何やらずっと叫んでいる若者が。
童貞をナメんなとか、1日5回オナニーしているとか、東京に着いてまず漫画喫茶でオナニーしたとか、我々には非常にどうでも良い情報を垂れ流す。うん、私たちが今一番声を聞きたいのは柴田さんなんだよ?

そんな彼にも「うん、わかった。落ち着こう」と優しく接する柴田さんマジ天使。
「この人めっちゃエモいね」と褒めるテクも駆使して。大人だ。
対応が良かったからか、その後彼が叫ぶことはもうなかったんだよね。それが凄い。

前々から「日々ロック」が好きってことを公言していた柴田さんは、「スーパースター」についてどれだけ感銘を受けたのかを熱く語る。
となると演奏する曲は…「新幹線は速すぎる」。えぇっ!?
「できたのがこっちだったー」という照れ笑いが可愛らしく、どうでも良くなる。
そういうこと、あるよね。

火曜・木曜とやらなかった「慶応ボーイ」がここで。
「GLAYみたいなバンドやってて?」が史上最大のウケだった。嬉しかったろうなー。
最近だと、みんなニヤニヤしているだけだし。

「北極星」の途中、やおら近づいてきて柴田さんの耳にジャックを突き刺す梅津さん。
無表情で。
「うるさい! 何なの!!」という柴田さんは、さすがに歌を止めざるを得ない。



終わった後、張り切ってサイン会の列に並ぶ。
なんか遅々として進まないなーとキョロキョロしてみたところ、一冊一冊にキャラクターを描いていらっしゃる! それは大変だわ。

やっとこさ我々の順番になり、先行の可愛子ちゃんが描いてもらう様子をニコニコ見てたんだけど、知らない女性が「わーすごーい」と感想を言ってくる。…誰??
私の時も、隣にぴったりくっついて「うまーい」。…誰?

誰だったんだろうねーと言いながらドリンクを飲んでいると、SFさんが近くに。
張り切って声をかけた可愛子ちゃん、意外なところで墓穴を掘ってしまい、弱みを握られることに。
SFさんが去った後、ぶつぶつと「私は柴田さんが好きなのに…こんなに好きなのに…」。し、知ってるさ!

彼女の目が濁っていったところで、入口付近で柴田さんを大発見!
対応を相談のうえ、特攻の私が馴れ馴れしく話しかけに行き、結果3人で談笑することに成功する。
可愛子ちゃんの濁っていた瞳が、みるみる輝いてくる。そうこなくっちゃ!

柴田さんはビール、しかもロング缶を片手に上機嫌。
先ほどもらったサインを見せたら、めっちゃ興奮していた。
「アンプ… いや、エフェクター…」と、どこにサインを貰うのか真剣に考察。
後々ツイッターを見たら、アンプに描いてもらってた。良かったね!

「今日はホームだったからさ」って言ってたけど、冷静に考えたら誰も常連さんいないし、ものっすごいアウェーなのでは? それを、あれだけ熱狂させたのは偏にバンドのパワーがそれだけあるってことで。
ってか、現在自分たちにきている風の向きを完全に把握しきっている柴田さんが凄い。
仕事柄ってのもあるかもしれないけど、几帳面なパンクロッカーだなぁ。本人は「おっさんだからね」。
年が上の私はどうすれば…。

なお、私たちが忘れらんねえよの追っかけを始めてからもうすぐ半年。
この間、殆ど新曲が加わっていない。ボツ曲を聴いたくらいかな?
曰く、ストックが数曲できているらしいが、「みんな『Cから』好きだからなー」。
いや、好きというか今やってる以外の曲を知らないからさ…。
やってみて反応が悪かったってなら話は変わってくるけども。

あと、「新幹線は速すぎる」がめっちゃ良かったという話をしたら、私たち2人だけに唄ってくれた!
しかも草稿verを。一瞬でメロメロになる2人。これはいかんで!!

胸キュンで大変なことになっているところへ、先ほど可愛子ちゃんの弱みを握ったSF氏がニヤニヤしながら登場。
途端に顔に緊張の走る可愛子ちゃん!
柴田さんにチクろうとするSF氏を「ワーー!!」と制するというベタなことを繰り返しているうちに、また可愛子ちゃんの瞳が濁ってしまう。。早く先ほどの柴田さんのナマ歌を反芻しないと!

中打ちが始まるってんで、長々と引き止めてしまったお詫びをしつつ、ぐふぐふ言いながら夜の歌舞伎町へ。
もう遅かったので、駅で先ほどのことを反芻しながらんふんふ。

…でも、次までかなり日にちが空いてしまうんだよなー。
今週は多かっただけに、相当な禁断症状に陥りそう。どうしたもんか。
by chikacom | 2012-05-19 13:24 |