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清志郎さん、ありがとう


by chikacom
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Everybody Rock Sweet Rock

金曜日。
頑張って早く帰ろうと思い、21時過ぎに会社を出る。
洗濯機の中が大変なことになっていたので
部屋の中に干せそうなものだけを選り分けて洗濯。
お天気が悪いのは嫌だなーーー。
そして、2時前くらいに寝る。
空耳アワーで面白いのがあったけど、忘れてしまった。

土曜日。
起床は5時。眠たい目を擦り擦り、荷物を詰めたりCDをセレクトしたり。
5時半過ぎに連れ合いが訪ねて来て、6時前に車に乗り込み出発進行。
雨と寝不足でかなりテンションが下がるも、久し振りにTHE BUNNIESを聴いて勝手に盛り上がる。可愛いなー、ミッチェルの声は。

取り立てて混雑することもなく、サクサクっと目的地着。
以前11時くらいに出た時は事故の影響で下道を通り、そして下道もえらく混雑していたから6時間かかるという悲しい事件があったために早め早めの準備をしたのに、かなり拍子抜け。はりゃりゃん。

そこで、ポテポテと動き回る。
ちょうど道のえきを見つけたので、嬉々として入る。
瓶詰めが異常に美味しそう。たくあんも異常に美味しそう。
あれをほかほかゴハンに乗せたら… と考えただけでも倒れそうに。

で、お目当てのパン屋さんの開店時間が来たので飛び込むと、欲しかったカレーパンは約1時間半後に焼き上がると教えてもらう。あわわわわ。そこで、予約をして考える。
おぉ、ちょうど工場見学ができそうな時間ではないか。

なので、スイスイーっとウヰスキー工場に入る。残り約3分で滑り込みセーフ。
森の中の工場と謳っているだけあって、四方八方がグリーン。
リスでも出て来そうな勢いで木がズンズン生えている。
ちょっとお天気悪いのが難点だけれども、森林浴。
で、ウヰスキーが出来上がるまでを興味深く見学。
麦芽の絵を見て「そうか、ウヰスキーの原料は米か…」と呟く連れ合いに呆れ果てつつも、来るべき試飲タイムに備えてワクワクが止まらない。
いやー、リチャーのおじさんが凄かった。まさに職人。
あれは毎回やっているのかな。あの樽はちゃんと使われているのかな。

そしてお待ちかねの試飲タイム。
あわわ、幸せ。ウヰスキーは天麩羅に合うという衝撃の事実を聞き、是非今度試してみたいと思う。麦酒がぴったりだと思っていたのに。
お土産も買い、ほくほく気分で工場を後にする。
しかし、見学の1時間だけ雨がやんでいて良かった。
移動の最中に降られたら、たまったもんじゃないもの。

工場を出ようとすると、前にRX-7が。その前にもRX-7が。なんとその前にもRX-7が。まさかと思ったら、その前にもRX-7が。計4台がブイーン。
後ろ2台はナンバープレートが「7」で終わっていたから、ドキドキしながら前2台をチェックしたんだけども、全然かすっていない番号でちょっと残念。
たぶん残ってなかったんだろうな、良番。

そんな切ない気持ちを抱えつつ、再びパン屋さんへ。
すると、パン屋さんの駐車場に停車していたところ、目の前を数台の車が走り抜ける。おぉ、さっきのRX-7ご一行様! しかも、台数が増えている!!
きっと、我々と別の道を行った後に、仲間と合流したんだろうな。
…という気分で店内に入る。
予約していたカレーパンを、せっかくなのでその場でいただくことに。

うーうーうーうーーうーうーうーうーうーうーうーうーうーうー
うまいっ!!!!

サックリと焼き上がり、揚げていないから口の周りがベトベトしない。
そんでもって中のカレーはお野菜いっぱいで、やわらかな風味。
あーーーーーーー、幸せ。
本当はもっといっぱいパンを食べたかったんだけれども
約30分後に親子丼を食べに行かねばならなかったために
カレーパンのみで断念。焼き菓子とかも欲しかったよーぃ。

と、結構よき時間になってきたので、以前は3分の差で食べることができなかった親子丼にリベンジを果たすために、かの農場へ。
すると、やはり行列ができていた。はりゃりゃ。
入り口で名前を書き、売店で待つ。
う、う、うまそう…

待つこと約7分。
ようやく食堂内に入り、念願の親子丼を注文。
何ならお味噌汁とシソ餃子も頼んじゃったよーーーぃ。

で、遂に感動のご対めーーん。
うぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーー。
うまい!!!
先ほどのカレーパンもだけども、美味しすぎて腰が抜けるくらいの衝撃。
白身トロトロ、黄身が濃厚な卵に加え、しっかりとした歯ごたえの鶏肉、そしてそれぞれの味を邪魔しない絶妙な塩梅の出汁。
こ れ は 食 べ に 来 て 大 正 解 。

ちなみに、シソ餃子には細く切った大根が入っていて
これまた美味。ふっへへ。

外へ出てみると、土砂降り。何にせよ、ウヰスキー工場の見学時に雨が降っていなくて良かったぜよ。
で、農場の駐車場にはMのクーペタイプが集団で5、6台。
先ほどのRX-7の人たちみたいに会合でも開いているのかな。
しかし、黄色は何だか安っぽく見えるのだが…
高級車って感じがしないのは何でだろう。

微妙な時間で、雨だからどこにも行く気が起こらなくて
仕方がないのでチェックイン予定時刻よりも前だけれどもホテルへ。
すると、快くお部屋に通していただけることに。はりゃりゃ。
せっかく70平米もあるということで、荷物を置いてレストランを予約した後にキャッチボールをしてみる。
うむ、ノーコンで腕力がない私にはキャッチボールは難しすぎる。
でも、体を動かしたい。しかし、外は雨。

そこで苦渋の選択。
プ、プール…

まったく入る気がなかったので、あえて水着を家に置いてきたのだけれども
500円でレンタルできるとか何とかゴニョゴニョ…
体を動かしたい > 体が醜いということになり、意を決してプールへ。
ちなみに、コンタクトを外しているために何も見えない状態である。

フロントで借りた水着は、ハイレグすぎて愕然。。
が、体を動かさねばってことで意を決してタオルをくるりと巻いてプールへ。段差とかがよくわからないので、慎重に歩を進めて椅子っぽいところに座る。
そして、連れ合いが来たので段差があるかないかなどを教えてもらいつつ、ヨレヨレーっと水中に入る。おぉ、プールに入るの10年ぶりくらいかもしれない。
とりあえず、水中で体をほぐす。昔からよく聞いていた「プールで足がつって溺れる」ということが起こらないようにね。以前と違って足がつりやすい今日この頃なので、絵空事だと笑っていられないもの。
そして、プカプカと泳ぐ。我流の平泳ぎだとやはり前に進まないことが発覚。連れ合いからも「進んでないよ」と言われ、泣く泣く犬かきへと路線変更する。

いやー、水中ってやっぱり気持ちが良いものですな。
体型さえこんなじゃなければ、毎日でも入っていたいくらいだ。残念。
そうこうしているうちに、お待ちかねの波がザブザブくる時間に。
これに備えて浮き輪的なものを借りて来たので、プカプカと浮きながら波に乗る。ヒャッホーイ。
でも、15分も同じ波がくるのは長いかもしれない。
5分くらいのを、30分おきにやれば良いのにーー。
波に向かって泳いだり、波と一緒にジャンプして高い壁にタッチしたり、若干溺れかけたりなどしつつ、バカンス気分でプカリプカリ。

ひとしきりバシャバシャやった後、ウロウロ歩くとジャグジーを発見。
そこで、疲れた体をブクブクと休める。
いやー、ジャグジーって気持ちが良いものでござる。
ちょいと窓の外が気になってよーく見てみると、露天風呂的な感覚の温水プールになっていることがわかり、雨降りだったけれどもスイスイ進む。
いやーーーー、開放的。うっかり「超気持ちいい!」と叫びそうになったけれども、古いわ何やかんやで恥ずかしくなってストップ。でも、超気持ちよかったことは確か。
晴れていたらたまらんかっただろうて。

そして約1時間半ほどキャッキャキャッキャと遊び、部屋に戻る。
ホテル内のコンビニであれやこれやと買い過ぎたけれども、よく考えたらディナーが待っているためにそんなに食べれん。残念だ。
泣く泣くフローズンヨーグルトだけを食べたけど、意外とボリューミーで後悔したことを連れ合いには話せなかった。。。

そんな切ない想いを抱えつつ、ディナーをいただきにレストランへ。
窓際の席に案内され、楽しい夕食がスタート。
まず出されたのは、カリフラワーの冷製スープ的なものにトマトのジュレっぽいものがかかった逸品。トマトのジュレは、透明なのにしっかりとトマト味でビックリ。でもそれより、出されたお酒があまり美味しくなかったことにビックリ。
うーむ、疲れているからだろうか。

次に出て来たのが、5種の前菜。
連れ合いは、生まれて初めてフォアグラを見て感動。「これ、これがフォアグラ?」とワクワクしていたので、上に乗っているリンゴを「これがフォアグラ。その下のはドロリとした濃厚なソース」と騙してみる。ちなみに、直前に「こちらはリンゴです」と説明を受けているので、騙される人なんていない…と高をくくっていたのです。

するとどうだろう。本当にリンゴを一切れ取って口に運んでいるじゃないか。そして「ほへーーー」。

あまりに純粋なその姿に胸が痛くなり、「それはリンゴです」と白状。連れ合いは「フォアグラはリンゴっぽい味がするんだと思ったのに!!!」と少し憤慨。いやほら、騙されると思わないじゃないかーーという私のつぶやきは、美味しい料理の向こう側へと消えてゆく。
ま、いいや。

その後に、鶏肉とじゃがいもが入った一口サイズのパイが運ばれてくる。タレッジオチーズの良い香りにクラリクラリしつつ、モグモグ。鶏肉の弾力がハンパねーと思っていたら、親子丼の農場のものであった。やはり。。。

プリフィクスのコースのため、ここからはそれぞれの料理が運ばれる。私が選んだのはパンチェッタとアスパラガスのパスタ、連れ合いは烏賊とトマトのパスタ。
うむむ、アスパラガスが美味しい。

グラニテで口内をサッパリさせ、メインの番がやってくる。
私はホウボウと白舞茸をどうにかしたやつ、連れ合いはビーフの肩ロースをどうにかしたやつに舌鼓。
うむ、ホウボウがあっさりしていて美味。
せっかくということで地場のスパークリングワインを呑んだんだけれども、その酸味とホウボウがマッチしてうまい。ふはははは。

デザートにブリュレ風のティラミスをいただき、御馳走さま。
美味しゅうございましたとさ。

お腹がパツンパツンに膨れた状態で、温泉へ。
湯船に浸かると、虫が浮いていた。うーーーーーん。。。
あと、脱衣所にも少し不満が残ることに。
だったら、プールのジャグジーの方がリラックスできたぜよ。
あと、脱衣所にほぼ紐にしか見えないTバックのみを着用してウロウロしていた人がいたのだけれども、あれは目のやり場に困りますな。普通に裸体よりも困る。
by chikacom | 2008-06-02 10:47 |